偏狭生産物/ DRAW POKER 5

for SHARP E-500/550/650/PC-1490U Series


dp5_highlow

DRAW POKER 5
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 定番のカードゲームです。カジノでの大当たりの雰囲気が体験できるかも知れません。

●パッキングリスト

(1) README.TXT   ....このファイル
(2) POKER5.BAS   ....BASICプログラム本体
(3) POKER5_M.ASC  ....機械語インストーラ
(4) POKER5_M.DMP  ....機械語ファイル(ダンプファイル)
(5) POKER5_M.UUE  ....機械語ファイル(UUE形式)

機械語ファイルは、(3)〜(5)のいずれかを使用します。直接打ち込む方は(4)を、インストーラを用いる方は(3)を使用して下さい。またUUENCODE/UUDECODEをお持ちの方は、(5)をご利用いただけます。いずれも、保存は手動で行ってください。

●動作環境

 このプログラムは機械語を使用しています。&BF500番地以降を機械語領域として確保して下さい。機械語の内容はIOCSを使っている程度なのですべてのSHARP E500シリーズで動作します。

POKE&BFE03,&1A,&FD,&0B,&00,&07,&00
:CALL &FFFD8 [RET]

 リストどおりに入力するとBASICリストは13 066バイト、機械語リストは1 320バイトになります。さらに実行中はデータエリアとして1 500バイト程度必要です。

●入力方法

 まず機械語領域を確保した後、リスト1の機械語リストを"SI-Monitor"や"Knife E500"などの機械語モニタで打ち込んで下さい。機械語モニタのロケーションによっては、上記の機械語領域確保命令の範囲だけでは入力できない場合がありますので、注意してください。
 次に、リスト2のBASICリストを打ち込んで下さい。英小文字"q"は、スペース1個に置き換えが可能です。スペースの数の目安にして下さい。コメント部分はすべて省略可能です。また似ている行はラインコピーを利用すれば速く入力できます。
 実行の前に万が一の場合に備え、メモリ内容を外部記憶装置に保存しておくことをお薦めします。たとえばカセットテープに保存する場合、機械語リストは

CSAVEM "POKER5_M",&BF500, &BFA27 [RET]

 BASICリストは

 CSAVE "POKER5" [RET]

とします。

 ダウンロードサービスをご利用の方は、機械語リストは、"POKER5_M.ASC"のインストーラを利用しても構いません。またUUENCODE/UUDECODEをお持ちの方は、
"POKER5_M.UUE"をデコードして利用しても構いません。

●実行方法

 機械語リストをメモリ上にロードした後、BASICリストをロードしてRUNして下さい。タイトル画面が表示されたら、新しくゲームを始める時は[N]キーを、前回の続きの時は[C]キーを押してください。データの初期化を行った後ゲームが始まります。

●遊び方

(1)まずBETします。使えるキーは次のとおりです。
 [+]キー(1BET)1枚賭けます。
 [=]キー(10BET)10枚賭けます。
 [.]キー(REPEAT BET)前のゲームと同じ枚数だけ賭けます。

(2)賭ける枚数(WAGER)が決まったら[RET]キーを押します。カードが裏向きで5枚配られます。

(3)カードが表向きになり、役の判定が行われます。残したいと思うカードを[7][8][9][/][DEL]キーでHOLDして下さい。

(4)残すカードが決まったら[RET]キーを押します。カードの交換が行われます。

(5)再び役の判定が行われ、役ができたときは配当(COLLECTABLE)が表示されます。ダブルダウンゲームに進むか、清算するか選択して下さい。使えるキーは次のとおりです。
 [7]キー(RED/BLACK HALF)配当の半分を賭けてレッドアンドブラックゲームに進みます。
 [8]キー(RED/BLACK)配当の全部を賭けてレッドアンドブラックゲームに進みます。
 [9]キー(HIGH AND LOW)配当の全部を賭けてハイアンドロウゲームに進みます。
 [/]キー(STANDARD)配当の全部を賭けてスタンダードダブルダウンゲームに進みます。
 [DEL]キー(STANDARD HALF)配当の半分を賭けてスタンダードダブルダウンゲームに進みます。
 [+/-]キー(DOUBLE)配当の全部を賭けて前回と同じダブルダウンゲームに進みます。
 [0]キー(COLLECT)配当を清算します。
 [RET]キー(WINNING RIDE)このゲームで勝った分を次のゲームにすべて賭けます。(200クレジットまで)

●ダブルダウンゲームについて

(1)ダブルダウンゲームは3種類用意されています。
◇レッドアンドブラックゲーム
 ディーラーと同じ色のスーツのカードを選べばプレイヤーの勝ちになり、獲得枚数は2倍になります。ディーラーのカードがオープンされたら、[8][9][/][DEL]キーで同じ色だと思うカードを選んでください。
 また、5枚のカードがオープンしたときにFLUSHが完成すれば8倍の配当が得られます。HALFゲームでは獲得枚数の半分の枚数でダブルダウンゲームに挑戦できます。
◇ハイアンドロウゲーム
 オープンカードより次のカードが大きいか小さいかを当てればプレイヤーの勝ちになり、獲得枚数は2倍になります。同じ数字の時はプレイヤーの負けになります。[7](LOW)または[DEL](HIGH)キーで選んでください。
 また、5枚のカードがオープンしたときに、JACKS OR BETTER以上の役ができればBET数に応じたSPECIAL BONUSが獲得できます。
◇スタンダードゲーム
 ディーラーより強いカードを選べばプレイヤーの勝ちになり、獲得枚数は2倍になります。同じ数の時は元返しになります。ディーラーのカードがオープンされたら、[8][9][/][DEL]キーでカードを選んでください。HALFゲームでは獲得枚数の半分の枚数でダブルダウンゲームに挑戦できます。

(2)ダブルダウンゲームには最高100 000枚まで賭けることができます。ダブルダウンゲームを途中でやめて清算するときは[0]キーを、もう一度ダブルダウンゲームに挑戦するときは[+/-]キーを押してください。また、[7]または[DEL]キーを押すと、獲得枚数の半分の枚数でダブルダウンゲームに挑戦できます。

●メニュー画面について

 BET時に[MENU]キーを押すとメニュー画面が現れます。">"がついているところが現在のルールになっています。(デフォルトはJACKS/BETTER)[7][DEL]キーでルールの切り替え、[0]キーでBeep音の切り替えができます。[RET]キーでゲームに戻ります。また、[BASIC]キーを押すと現在の設定値(ルール、音の有無、ハイスコア)を保存してゲームを終了します。
 ルールは4種類用意されていて、それぞれジョーカーの枚数や配当が異なります。(配当は表-1を参照)
◇JACKS/BETTER
 ジョーカーを含まない52枚のカードでゲームを行います。JACKのワンペアから配当がつきます。
◇JOKER ANYTHING
 ジョーカーを1枚含む53枚のカードでゲームを行います。手札にジョーカーがあれば元返しとなります。
◇JOKER'S DOUBLE
 ジョーカーを1枚含む53枚のカードでゲームを行います。手札にジョーカー入りの役を完成させると配当が通常の2倍になります。
◇TWIN JOKERS
 ジョーカーを2枚含む54枚のカードでゲームを行います。

  Jacks or Better Joker Anything Joker's Double Twin Jokers
RF 500 500 500 500
RJ - 500 80 100
5K - 100 100 50
SF 100 50 *40 20
4K 20 15 *14 10
FH 6 8 *6 6
FL 5 5 *5 5
ST 4 4 *3 4
3K 3 2 *1 1
2P 2 1 1 1
JA - 1 - -
JB 1 - - -
* WINNING HAND WITH JOKER PAYS DOUBLE WINNINGS

●終了方法

 ゲームをやめるときは、BET時またはメニュー画面で[BASIC]キーを押してください。現在の設定値を保存して終了します。
 [BREAK]キーでプログラムを強制終了させたときは、現在の設定値は保存されません。また、この時は英数字及びカナフォントが化けているので、

 INIT"SCRN:" [RET]

または

 INIT"STDO:" [RET]

として、フォントベクタを復帰させてください。
 また現在の設定値をファイルとして保存しておきたい時は、さらに

 SAVEM "CREDITS.BIN",&BFA20, &BFA27 [RET]

とでもしてください。

●あとがき

 このプログラムは1年前に作ったものを、PJ用にリメイクしたものです。最近投稿数が少ないとか耳にしたので思わず投稿してしまいました。まあ、ゲーム内容は多少あまくなっているのですが。。。(^^;
 これが初投稿ですがこれからも時間さえあれば折を見てなにか投稿してゆきたいと思っているので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

●参考

(1)「E550*PC1490U(II)活用研究」, 工学社
(2)"SPECIAL WILD POKER",武石将造 , PJ1994/3
(3)"SQUARE POKER", ひだ・飛堕虚 , PJ1994/1
(4) LOTUS DEAL POKER, sigma

●補足(2002年)

変数表、機械語リストの内容、サブルーチンの内容については掲載紙(「ポケコンジャーナル1995年1月号」,工学社)を御覧下さい。

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