偏狭生産物/ Bonus Deal Double Jokers

1.0.2 version Released.


× トップページに戻る ▲ 偏狭生産物の目次に戻る

BDDJ_maincapture

Bonus Deal Double Jokers
for Power Macintosh (OS8.1 or later)
by SINTRA

Copyright (c) 2000-2010 SINTRA All Right Reserved.
▼Download


SHARPのポケコンでつくったポーカーソフトウエアの移植作業を行っています。
当面のターゲットは、乱数種の検証の目的も兼ねてStud系ポーカーになりました。



cover_image
作者の勝手な都合により、ゲーム本体というべきところよりも、別なところに興味があるため、こっちの画面の方がメインウインドウよりも力が入る見込みです。
このウインドウは、オッズの設定とこれまでにプレイしたゲームの結果を役ごとに表示します。

図は 1 Unitの1/10(316251 Bet Game)の解析結果です。解析所要時間は約10分でした(PowerPC G3/300MHz)。
その後、10 Unit(約3162万Bet Game)のシミュレーションを行った結果では(所要約7時間, PowerPC G3/500MHz)、Total p/o=91.896%でした。
これ以上の収束はしないようです。まあまあゲームとしては実用上問題ない乱数種のようで安心しました。

グラフィックの表示にMacintosh独自の手法を用いています。開発言語自体はWindowsにも対応しているのですが、いまのことろWindowsに対応する予定はありません。というよりも、Windowsでのお作法にちょっと苦しんでおります。


cover_image

上記の通り、作者のめざすところは「ゲーセンにあるようなゲーム」ではないため、ユーザーはいつでもクレジットを自由にセットすることができます。
もちろんクレジットが「マイナス」になっても「シミュレーション」を続けられます。
これは、単に例外処理が面倒という理由かも知れませんが。。。


cover_image
これは、100ゲーム等の短いセッションごとのペイアウトの分布をシミュレーションによって分析する機能のウインドウです。
例えば一時間ごとに収支をつけたときに、その結果がどのような分布になるのかを予測することができます。

図は 500ゲームを1 セッションとして、250 セッションをシミュレートしたものです。中央値(Median)は約87.6%という結果が示されています。これは、例えば5 Betでこの台を遊んだとき、5 x 500 = 2500 Betに対して、2500 x 0.876 = 2190 つまり、マイナス310クレジットとなる場合(あるいは「人」)が最も多いことを意味しています。

また、Session p/o%が100%を超えるのは全体の1/4程度であることがわかります。Session p/o%が160%を超える(5 Betで1500クレジット以上のプラス)グループは、8/250の割合(=3.2%)という結果がでました。

(この機能の使用方法及び結果の理解については、統計学の初歩的な知識を必要とします)

cover_image
ダブルオアナッシングゲームもあります。
ディーラーとプレイヤーのデッキは別々で、ディーラーのカードには「2」は出現しません。(Jokerは出現します)
プレイヤー側の5枚のカードで 3 J's thru A's 以上の役ができると、スペシャルボーナスが支払われます。

このダブルオアナッシングゲームの理論ペイアウト率は99.99760%です(と、どこかで聞いたような言い回し)。

cover_image
これはボーナスゲーム中のキャプチャ。

ちゃんとアニメーションします。もちろんメニューからアニメーションを行わない設定もできます。

設定によって予告機能を付加することもできます。
「予告」アクションなので、×××な動作があれば、ボーナスゲームが「確定」します。やっぱり「演出」もないと面白みがないでしょうか?――「演出」の有無も設定することができます。

cover_image
「破産解析」では、任意の資金(Bankroll)における、破産(資金が0になる)までのゲーム数をシミュレーションします。
 このとき、ゲームはすべて単位Bet、ダブルオアナッシングゲームはプレイせずにすべてコレクトするものとします。

 ゲームの期待値(p/o%)が100%を超えている場合は、収支が100%を超えるまでのゲーム数をシミュレーションします。

 右のキャプチャは、資金が100ユニット、サンプル数200の場合における破産シミュレーションの結果を示したものです。
 分布図の横軸の表示単位は、資金のユニット数で無次元化しています。このシミュレーションでは、一番早くの破産は1.45BR(=145)ゲーム目、破産まで一番ゲーム数を要したのは192.09BR (=19209)ゲーム目の場合でした。

 統計的には、四分点の値のほうが意味ある指標となります。全体の運の悪い四分の一に属するグループは、約3.0BR (=300)ゲーム以内に破産することを意味しており、反対に運のよい全体の四分の一のグループは、破産まで約11.9BR (=1190)ゲーム以上、平均的には破産まで約5.1BR (=510)ゲームかかることを示しています。

 これは、500枚のメダルを貸し出してもらい、5 Betでこの台を上記の条件で1分間に12ゲーム遊んだ場合に、運の悪い1/4のグループは25分以内で破産することを意味します。逆に運のよい1/4のグループは破産までに約99分以上「遊べる」ことを意味しています。

× トップページに戻る ▲ 偏狭生産物の目次に戻る


  (c) 2000-2004 SINTRA All Right Reserved. inserted by FC2 system